ハリエット タブマン

(Harriet Tubman)

人物

奴隷制度廃止活動を行った逃亡奴隷。南北戦争ではスパイとして、「地下鉄道」と呼ばれる秘密のルートと隠れ家を使い300人以上の奴隷を救った。南北戦争後は苦しむ女性を救うために奔走した。南北戦争中は北軍兵士の看護婦も務めた。戦後は女性参政権を求めて戦った。

有名になる前

ジェームス・クックの奴隷として、沼に設置したマスクラットの罠を確認する担当だった。

トリビア

1859年、ハーパーズ・フェリーで奴隷制度廃止運動家のジョン・ブラウンの手助けをしていた。出生に関する資料がいくつかあるが、正確な誕生日は不明。記録を参考に歴史学者は1822年を誕生年と仮定しているが、死亡診断書には1815年と書かれ、墓石には1820年と刻まれている。

プライベート

1844年、自由黒人であったジョン・タブマンと結婚し、1874年にガーティを養女に受け入れた。

関連

フレデリク・ダグラスもハリエットの活動の手助けをした。2人は、ジョン・ブラウンが奴隷制度を撤廃する為に暴力を厭わない姿勢に疑問を呈していた。